第3回 Arduinoとブレッドボードの配線接続を学習しよう

    準備するもの


    まず始めに、この第3回で事前準備するものを紹介します。※ 第3回の最後で使用します。

    項目名 個数
    Arduino本体 1個 Arduino本体
    ブレッドボード 1個 ブレッドボード
    LED 1本 LED
    抵抗330Ω 1本 抵抗330Ω
    ジャンパーワイヤー 3本 ジャンパーワイヤー

    Arduinoとブレッドボードの配線接続(例)


    Arduinoとブレッドボード接続

    ジャンパーワイヤー Arduinoの10番ピン(プラス側)とブレッドボード(縦列)に接続します。 ② 抵抗330Ω ①のジャンパーワイヤーとLED(プラス側)を接続します。 LEDなどの部品は流しても良い電流の大きさが決まっていて、過剰に電流を流すと部品が壊れてしまうので、それを防ぐのが抵抗の役割です。 ③ LED LEDのプラス側には②の抵抗、マイナス側には④のジャンパーワイヤーを接続します。 LEDには、アノード(+)とカソード(-)があり、足の長い方がアノード(+)端子です。 ④ ジャンパーワイヤー ③のLEDのマイナス側と、ブレッドボード(横列)のマイナス側に接続します。 ⑤ ジャンパーワイヤー ブレッドボード(横列)のマイナス側と、GNDピン(マイナス側)に接続します。

    fritzingを使って配線の学習(1)


    fritzing起動

    まずは、fritzingという電子回路図作成ソフトを使って、配線の接続方法を学びましょう。 今回は、Lチカ(LEDを点滅させる)と呼ばれる配線方法について学習していきたいと思います。 fritzingは基本的に無料で使用することができ、配線の接続をする前に作成して置くことで、実際にブレッドボードに接続する時に作業がスムーズになります。 fritzingのインストール方法は、fritzingのインストールを参考にしてください。

    fritzingを使って配線の学習(2)


    fritzingを使って配線の学習(2)

    右側の検索フォームに、bread board と入力して検索する。 Half breadboardという部品があるので、ブレッドボードビューにドラッグする。

    fritzingを使って配線の学習(3)


    fritzingを使って配線の学習(3)

    ①のArduinoアイコンをクリックし、②のUnoと書かれたパーツをブレッドボードビューにドラッグする。

    fritzingを使って配線の学習(4)


    fritzingを使って配線の学習(4)

    COREアイコンをクリックし、ジャンパーワイヤーを選択する。 ジャンパーワイヤーの色は、右下のプロパティのカラーで変更ができる。 Arduinoの10番ピンをクリックした状態で、ブレッドボードまでドラッグして配線をつなぐ。

    fritzingを使って配線の学習(5)


    fritzingを使って配線の学習(5)

    抵抗を選択する。抵抗の種類は、右下のプロパティの抵抗で変更ができる。 抵抗をブレッドボードビューにドラッグする。

    fritzingを使って配線の学習(6)


    fritzingを使って配線の学習(6)

    LEDを選択する。LEDをブレッドボードビューにドラッグする。 今回の配線方法では、LEDの+-が逆のため、下側にある反転ボタンをクリックして反転させる。 LEDの先端をクリックし、左右にドラッグするとLEDの幅が調整できる。

    fritzingを使って配線の学習(7)


    fritzingを使って配線の学習(7)

    ジャンパーワイヤーを選択する。LEDと横列のマイナス極側の穴をつなぐ。

    fritzingを使って配線の学習(8)


    fritzingを使って配線の学習(8)

    ジャンパーワイヤーを選択する。横列のマイナス極側の穴とArduinoのGNDピンをつなぐ。

    fritzingを使って配線の学習(9)


    fritzingを使って配線の学習(9)

    Lチカの配線接続が完了しました。電流の流れ方を見ておきましょう。

    Arduinoとブレッドボードの配線接続


    Arduinoとブレッドボード接続

    それでは、実際にArduinoとブレッドボードの配線を接続してみましょう。 接続に迷った場合は、前に戻ってfritzingの作成手順を見ながらやってみるか、下記のfritzing作成手順動画を見て確認してみてください。 fritzing作成手順

    >> 第4回 ArduinoでLチカをやってみよう